この節の記述は、全てのOpenPGP鍵に適用されます。
PGP鍵のプロパティを見るには:
指紋は、鍵を正確に特定する一意の文字列です。
鍵のIDは、指紋と似ています。しかしながら、鍵IDは指紋の最後の8文字を含んでいるのみです。ほとんどの場合、鍵のIDのみで鍵を特定することが可能ですが、時折、同じIDを持つ鍵があるかもしれません。
鍵を生成するために利用した暗号化アルゴリズムを示します。DSA鍵は、署名のみ可能です。ElGamal鍵は、暗号化に利用されます。
鍵が生成された日付を示します。
鍵がもはや使えなくなる日付を示します。
鍵の長さをビット単位で示します。一般的に、鍵の長さが長ければ長いほどより安全です。
長い鍵は、弱いパスフレーズの使用を補うのに十分ではありません。
信用度は、信頼の網を正確に広げる個人の能力をどのくらい確信しているかを示します。あなたが署名していない鍵に直面した時、その個人の鍵の妥当性は、集められた署名とそれらの署名を作成した人々をどのくらい信用しているかいないかを基に決定されます。デフォルトでは、未知の鍵は、3のぎりぎり信用する署名か、1つの完全に信用する署名を必要とするでしょう。
鍵が期限切れとなった以降は、もはや鍵の操作の実行に使われることはありません。鍵の有効期限を未来の日付に変更し、再び有効にします。一般的なお勧めは、決して期限の切れることのない主鍵とその主鍵で署名された複数の副鍵を持つことでしょう。
ユーザIDは、複数の名前とE-メール・アドレスを同じ鍵で利用することを許容します。
通常、それらは以下の形式を取ります:
名前 (鍵の説明) <E-メール・アドレス>
ユーザIDを追加することは、仕事向けのアドレスと友達向けのアドレスを持ちたい時に便利です。
鍵にユーザIDを追加するには:
上記の手順に従った後、内容を埋めるためにダイアログが表示されます。その項目は、以下の通りです。
あなたの氏名をこの形式で入力してください
<名> <姓>
この項目には、少なくとも5文字を入力せねばなりません。
E-メール・アドレスは、鍵サーバーや他の鍵プロバイダ上であなたの鍵を見つけるためのものです。続行する前にそれが正確である事を確認してください。
この形式である必要があります
<ユーザ名>@<ドメイン名>
鍵の説明は、新しいIDの表示名に任意の追加情報を加えるために利用する事ができます。この情報は、鍵サーバーで検索することができます。
鍵に所有者の1枚以上の写真を埋め込むことができます。これらの画像には、通常のユーザIDのように署名することができます。画像は、JPEG形式である必要があり、240x288ピクセルより大きくないことが推奨されます。
もし選択された画像が、必要なファイル形式や大きさでない場合、パスワードと暗号鍵は、その場でサイズ変更とGDKライブラリによってサポートされているあらゆる画像形式からJPEG形式に変換することが可能です。